12月はなにかと気忙しいですが、特に北海道では冬のイベントが目白押しになる季節でもあります。
今回ご紹介するのは十勝管内広尾町にある、「サンタランド」です。
道外の方にはあまり有名な観光スポットとしては知られていないかもしれませんが、実はここ広尾町は、日本で唯一のサンタランドなんです!
1984年に、サンタクロースの故郷であるノルウェーのオスロ市に国外初のサンタランドとして認められ、今では広尾町を代表する観光スポットの一つとなっています。
サンタランドは、大丸山森林公園がメインゾーンとなっており、クリスマスシーズンには公園内のイルミネーションが点灯して、幻想的な風景を楽しむことができます。「サンタの家」と呼ばれる施設には、1年中クリスマスグッズが販売されていたり、サンタランドにしかない商品もあるなど、つい買いたくなるような心躍るグッズが並んでいるため、ぜひ訪れてみたいスポットです。
また、大丸山森林公園は2011年に「恋人の聖地」として認定されています。
プロポーズにふさわしく、ロマンチックな場所として、今では多くのカップルたちも訪れるそうです。
もみの木のモニュメントに南京錠をつけて、永遠の愛を誓うスポットがあるなど、恋人同士で訪れるのにもおすすめの観光地となっています。
さらに、サンタランドの魅力の一つに「サンタカード」があります。(数年前までは「サンタメール」という名称だったようです。)
これは、サンタクロースからのメッセージを添えて、毎年変わるイラストでカードが届くというものです。
自分たちのメッセージを添えることもできるので、この機会に家族や友人などに、クリスマスカードを贈ってみてはいかがでしょうか。
なお、残念ながら2023年分のクリスマスカードは11月いっぱいで締め切っているので、来年以降にぜひ申し込みをしてみてください。
なお、サンタランドは冬以外の期間も楽しむことができます。
イルミネーション点灯は冬季期間のみのイベントですが、春~秋は広尾町の「町の花」でもあるツツジをはじめ、およそ20種類の花々が「サンタの丘」と呼ばれる場所に咲き誇り、フラワーガーデンとして色鮮やかな姿を私たちに見せてくれます。
クリスマスの雰囲気を1年中感じられるサンタランド。特にこの時期は、イルミネーションが点灯していて見ごたえがあるので、ぜひ訪れてみてください!