2月の北海道は「さっぽろ雪まつり」をはじめとする代表的な冬のイベントが目白押しになる時期です。
2024年は2月4日から立春で、暦の上では春を迎えますが、北国の北海道ではまだまだ本格的な冬を満喫できます。
今回は、旭川で長年愛されている冬の祭典「旭川冬まつり」について詳しくご紹介します!
寒さの厳しい旭川で、1年で最も寒さが強まるといわれる2月前半に開催される「旭川冬まつり」は、 今年2024年で65回目を迎えます。
その歴史は、アイヌの人たちによって行われた儀礼・イヨマンテ(熊まつり)が始まりといわれています。
その後、1948年には市民雪像が作られはじめ、翌年には旭川市も正式に参加するなど、徐々に規模が拡大していきました。
一度中止となってしまった時期もあったようですが、1960年には「第1回旭川冬まつり」が開催され、現在に至るまで毎年多くの人でにぎわう、北海道の代表的な冬の祭典となっています。
旭川冬まつりの見どころはなんといっても大雪像。毎年作られるメイン雪像の大きさは、なんと幅140m×高さ20mにものぼる大きさで、1987年のメイン雪像「ガリバー城」は、当時のギネス記録に「世界一大きな雪像」として認定されたこともあるほどです。
(なお、大雪像はこれまでに過去2回のギネス記録を持つそうです)
今年2024年の大雪像は、大人気ゲームでもある「ドラゴンクエスト」がモチーフになり、あの有名な音楽が聞こえてきそうな完成度の高さと、迫力ある雪像の姿はぜひ実際に見て、体感してほしいと思います。
見どころは大雪像だけでなく、巨大な雪の迷路が制作されたり、ドラゴンクエストのモンスターを模した氷の像など、ドラゴンクエストのファンにはたまらないイベントとなっています。
また、タイヤに乗って滑るチュービングや、馬ソリ体験など、大人から子供まで幅広い世代が楽しめる雪のアクティビティも充実しています。
さらに、食の魅力もたっぷりあります!「冬マルシェ」という名前で開催される飲食ブースは、ザンギや旭川ラーメン、地ビールなど、北海道ならではの食べ物を堪能できます。
極寒の外でのイベントで寒さが身に沁みますが、温かいスープや食べ物、飲み物なども充実しているので、冷えた体を温めてほっと一息つくのにぴったり。
さらにさらに、それだけではありません!
毎年開かれるステージイベントでは、人気のお笑い芸人やタレントがゲストで登場したりと、有名人に会えるチャンスもあるイベントになっています!
そんな魅力たっぷりの旭川冬まつりは、例年は2月前半に開催されますが、今年2024年は2月7日~12日で開催予定です。
夜は雪像のライトアップなども行われますので、昼も夜も、どの時間帯でも楽しむことができるイベントにぜひ足を運んでみてください!