冬も魅力いっぱいの動物園:旭川
11月も下旬に入り、本格的な冬の季節が近づこうとしています。 北海道は日本の中でも特に四季がはっきりしており、春夏秋冬いつでも楽しめる観光地が北海道中にありますが、今日は数あるスポットの中でも、これからの時期に特に魅力的になる場所をご紹介します! 皆さんも一度は名前を聞いたことがあるはず、「旭山動物園」です。 今や全国的にも有名な動物園となっています。 旭山動物園は、北海道で3番目、そして日本最北の動物園として1967年に開園しました。 来園者数は、全盛期の1983年に約63万人まで達しましたが、だんだんと客足は衰え、およそ10年後には半分以下の26万人まで減ってしまいました。 その当時は廃園の噂も流れていたそうです…。 しかし、ここから”行動展示”という手法を用いた改革が行われ、動物たちのありのままの姿を見せるための施設を次々とオープンさせていきました。 特に2004年にオープンした「あざらし館」は、情報番組などで取り上げられることが多くなると注目度が高くなり、年間の入場者数は初の100万人超えとなったのです。 そして今では日本屈指の人気動物園として、毎年多くの観光客が訪れています。 旭山動物園は、もちろん1年中動物たちの姿を見ることができますが、特にこれからの冬の時期に訪れてみてほしい理由があるのです! 冬の目玉イベントは、「ペンギンの散歩」。 これは冬の間のペンギンの運動不足を解消する目的で、雪の上をよちよちと歩く姿を間近で見ることができるイベントです。 普段の泳いでいる姿とはまた違ったペンギンの歩く姿は非常に愛らしく、見る価値アリ!です。 また、動物園には多種多様の動物がいますが、寒さが苦手な動物もいれば、得意な動物もいます。 特にホッキョクグマやアザラシなどは、冬の方が活動的になり、夏の時期とは違った様子を楽しむことができるそうです。 「もぐもぐタイム」という餌やりを見られるイベントも毎日開催されているので、こちらも必見です! 旭山動物園は、2022年度の冬季は11月11日~2023年4月9日にかけての期間で営業するそうです。(※年末年始は休園) 雪が積もって寒い冬の時期は、出かけるのも少し億劫になってしまうかもしれませんが、冬ならではの旭山動物園を楽しんでみてはいかが。